スマートロックとは?仕組み・5つのメリット・選び方を解説スマートロック

スマートロックとは、スマホやICカード・暗証番号・指紋認証で施錠・解錠できるIoT機器です。従来の鍵との違い・電子錠との違いから、Bluetooth/Wi-Fiの通信の仕組み・メリット・デメリット・選び方のポイント・おすすめ製品比較・費用相場まで、スマートホームのプロが2026年版として徹底解説します。

🔐 鍵を持ち歩かない時代へ

スマートロックの仕組み・メリット・おすすめ製品まで徹底解説

「家の鍵をよく忘れる」「外出先で施錠し忘れたか不安になる」「宅配の受け取りが不便」――そんな悩みを解決するのがスマートロックです。スマートロックとは、スマートフォンやICカード・暗証番号・指紋認証などを使って施錠・解錠できるIoT機器のことです。

2015年ごろから日本でも一般向けに普及が始まり、2026年現在では粘着テープで簡単に後付けできる製品が数多く登場。賃貸でも導入できる製品が増え、スマートホームの入口として最も人気のあるデバイスの一つになっています。この記事では、スマートロックの仕組み・メリット・デメリット・選び方・おすすめ製品まで網羅的に解説します。

📋 目次

  1. スマートロックとは?基本の定義と仕組み
  2. スマートロックの解錠方法5種類を比較
  3. 設置タイプは2種類|後付け型と交換型の違い
  4. スマートロック7つのメリット
  5. スマートロック5つのデメリットと対策
  6. おすすめスマートロック5選【2026年最新】
  7. スマートロックの選び方5つのポイント
  8. 費用相場と導入の流れ
  9. 家庭シーン別・スマートロック活用法
  10. よくある質問(FAQ)

🔐スマートロックとは?基本の定義と仕組み

スマートロックとは、通信・認証機能を内蔵し、スマートフォンや各種デバイスからIT制御できる鍵システムのことです。物理的な鍵を使わずに、デジタルの「認証情報」によってドアの施錠・解錠を行います。

5+

種類

解錠方法
(スマホ・暗証番号・ICカード等)

15分

程度

後付け型の
取り付け時間目安

2015

年〜

日本での
一般向け普及開始

従来の鍵との違い

従来の物理的な鍵は「鍵本体」を所持している人だけが開錠できる仕組みです。鍵を忘れれば入れず、合鍵を複製するには手間がかかり、誰がいつ開錠したかもわかりません。

スマートロックは「情報」が鍵の役割を果たします。スマートフォンに記録された認証情報やICカードのID、登録された暗証番号を認識したときにドアが開きます。認証情報はアプリから随時更新・削除でき、一時的なアクセス権(タイムロック)の付与も可能です。

比較項目従来の物理鍵スマートロック
開錠手段鍵本体のみスマホ・暗証番号・ICカード等 複数対応
合鍵の発行実店舗で複製(数百〜数千円)アプリから即時・無料でデジタル発行
閉め忘れ防止なし(自分で確認必要)オートロック機能・遠隔施錠に対応
施錠状態確認不可(帰宅して確認)スマホアプリでリアルタイム確認可能
入退室記録なしアプリに日時・方法を自動記録
鍵紛失リスク高い(複製・不正侵入リスク)低い(デジタル認証は遠隔削除可能)

電子錠・電気錠との違い

「スマートロック」「電子錠」「電気錠」は混同されやすいですが、明確な違いがあります。

名称概要IT連携遠隔操作
スマートロック通信機能を持ち、アプリ・クラウドでIT制御できる鍵
電子錠電気で動く錠前。暗証番号やICカードで開くが、ネット接続なし××
電気錠電力で施解錠する錠前。マンションの共用部に多い。管理者が制御△(一部)△(管理者のみ)

スマートロックの通信の仕組み(Bluetooth・Wi-Fi・クラウド)

スマートロックは主に3つの通信技術を組み合わせて動作します。

B

Bluetooth(BLE)

スマートフォンと直接通信する方式。近距離(約10m以内)で高速動作。ハンズフリー解錠のメイン通信方式。電池消費が少ない。

W

Wi-Fi

インターネット経由でクラウドに接続する方式。遠隔操作・施錠確認に必要。ハブ(中継器)を経由することが多い。

C

クラウド管理

入退室ログ・デジタル合鍵の管理をクラウドで行う。複数ユーザーへの権限付与・時間制限設定・記録確認に対応。

📌 ハブ(Wi-Fiブリッジ)があると機能が大幅に拡張
多くのスマートロックはBluetooth単体では遠隔操作ができません。別売りの「ハブ(Wi-Fiブリッジ)」を用意することで、外出先からのリモート施錠・解錠と施錠状態確認が可能になります。SwitchBotやQrioではハブと合わせて使うことが推奨されています。

📱スマートロックの解錠方法5種類を比較

スマートロックの最大の特徴は、解錠方法が複数から選べることです。製品によって対応する解錠方法が異なります。

解錠方法仕組みメリットデメリット対応製品例
① スマホアプリアプリのボタンをタップしてBluetooth解錠鍵不要・デジタル合鍵シェア可スマホ電池切れで使えないほぼ全製品
② ハンズフリースマホを持ったまま近づくと自動解錠荷物が多いときも手不要誤作動のリスクあり・電池消費大SwitchBot・Qrio・SADIOT
③ 暗証番号テンキーパッドに番号入力スマホ不要・子どもでも使いやすい番号を覚える必要あり・盗み見リスクSwitchBotロックUltra・Sesame
④ ICカード・タグSuicaや専用カードをかざして解錠操作が簡単・電池不要カードを別途携帯する必要ありSwitchBotロックUltra・Qrio
⑤ 生体認証指紋・顔で本人確認して解錠最もセキュアで紛失リスクゼロ認識精度・コストが高めSwitchBotロックUltra(指紋)

✅ マルチ解錠対応製品がおすすめ
家族それぞれが使いやすい解錠方法を選べるよう、複数の解錠方法に対応した製品を選ぶのが理想的です。たとえば「子どもは暗証番号・大人はスマホ・高齢の祖父母はICカード」といった使い分けができる製品が便利です。

🏠設置タイプは2種類|後付け型と交換型の違い

スマートロックの設置方法は大きく「後付け型」と「交換型」の2種類に分かれます。賃貸住まいか持ち家かによって選択肢が変わります。

タイプ設置方法工事賃貸OK費用感おすすめ対象
後付け型
(粘着テープ式)
既存の鍵のサムターン(つまみ)に装着。両面テープで貼り付け不要1〜3万円賃貸・工事不可の環境
後付け型
(シリンダー交換式)
鍵穴のシリンダー部分を交換して取り付け最小限(工具不要〜DIY可)△(管理会社確認)2〜5万円持ち家・一部賃貸
交換型
(錠前ごと交換)
ドアの錠前を丸ごとスマートロック対応品に交換必要(専門業者)×(原則)5〜15万円以上持ち家・新築・リフォーム時

賃貸でも使えるスマートロックの条件

賃貸住宅でスマートロックを使いたい場合は、以下の条件を満たす製品を選ぶのが基本です。

  • 両面テープで貼るだけの後付け型鍵穴やドアに穴あけ・加工不要の製品。原状回復も簡単で退去時に剥がすだけ。SwitchBotロックPro・Qrio Lock・SADIOT LOCKなどが代表例。
  • 物理鍵と併用できるスマートロックを付けても物理鍵でも開けられる製品。電池切れ時のバックアップとして、また管理会社や緊急時に対応できる。
  • サムターンのサイズに対応しているサムターン(室内側の鍵のつまみ)の形状・サイズが対応製品の範囲内であること。製品の公式サイトで確認するか、メーカーに問い合わせを。
  • 管理会社・大家の許可を得ている後付け型でも、念のため管理会社・大家に確認しておくと安心。「原状回復可能な機器の取り付け」として許可されることが多い。

✅スマートロック7つのメリット

スマートロックを導入することで、日常のさまざまな不便が解消されます。代表的な7つのメリットを確認しましょう。

1

鍵の持ち歩きが不要になる

スマートフォンやICカードがあれば鍵を持ち歩く必要がありません。ランニング・自転車・買い物などで「鍵をどこに持つか」という悩みが解消されます。ハンズフリー対応製品ならスマホを出すことすら不要です。

2

閉め忘れをゼロにできる

オートロック機能(一定時間後に自動施錠)を設定すれば、閉め忘れが物理的になくなります。「あれ、鍵閉めたっけ?」という不安から解放されます。アプリからの通知設定でリマインドも可能です。

3

外出先からリアルタイムで施錠確認・遠隔施錠

Wi-Fiハブと連携すれば、外出先からスマホで施錠状態を確認でき、解錠したままなら遠隔で施錠できます。旅行中でも安心できます。

💡 ハブが必要な機能です。本体だけでは遠隔操作はできません。

4

デジタル合鍵をすぐに発行・削除できる

家族・友人・工事業者などに一時的なデジタル合鍵(キーシェア)をアプリから即座に発行できます。「有効期限付き」「特定の時間帯のみ有効」なども設定可能。使い終わったら即削除できるため、物理合鍵のような紛失・悪用リスクがありません。

5

入退室ログが自動記録される

誰が・いつ・どの方法で解錠したかが自動でアプリに記録されます。子どもの帰宅確認・在宅ワーカーの業者対応確認など、セキュリティ管理に役立ちます。

6

宅配・訪問者対応がスムーズになる

宅配業者に一時的なデジタルキーを発行して、不在時に玄関内の宅配ボックスまで荷物を入れてもらうことができます。再配達の手間がなくなります。対応サービス(スマート宅配ポスト等)との連携も広がっています。

7

スマートホームデバイスと連携できる

Matter・HomeKit・Google Home・Amazon Alexa対応製品なら、帰宅時に自動で照明をON・エアコンをONにするなどの自動化が可能です。「鍵を開けたら家全体が起動する」スマートホームの中核デバイスとして機能します。

💡 smarthomenavi.comのスマートホーム自動化コラムもあわせてご覧ください。

⚠️スマートロック5つのデメリットと対策

スマートロックにはメリットが多い一方で、いくつかの注意点もあります。デメリットを把握して、あらかじめ対策を取ることが大切です。

❌ デメリット①:本体の電池切れで開錠できない

スマートロック本体は電池(単3・単4等)で動作します。電池残量が少なくなると開錠できなくなります。多くの製品で電池残量低下の通知機能はありますが、うっかり放置しがちです。

✅ 対策:定期的な電池交換(3〜6ヵ月目安)と、低残量通知を必ずONにしておく。物理鍵も手元に残しておく。

❌ デメリット②:スマホの電池切れで操作できない

スマホが電池切れになると、Bluetooth解錠・アプリ操作ができなくなります。特にハンズフリーのみに頼っている場合は締め出されるリスクがあります。

✅ 対策:ICカード・暗証番号などバックアップの解錠方法を設定しておく。スマホの予備バッテリーを携帯する。

❌ デメリット③:通信障害・アプリ不具合

Wi-Fiが不安定・アプリのアップデート中・クラウド障害時は遠隔操作ができなくなることがあります。Bluetooth接続が不安定な環境もあります。

✅ 対策:Bluetooth(ローカル)とWi-Fi(クラウド)の二重通信に対応した製品を選ぶ。物理鍵でのバックアップを確保する。

❌ デメリット④:初期費用と月額コスト

本体価格は1〜5万円程度で、従来の物理鍵より高めです。一部製品では一部機能を使うためにサブスクリプション(月額)が必要な場合があります。

✅ 対策:月額不要の製品を選ぶ(SwitchBot・Sesame等)か、使う機能を絞って必要なプランのみ契約する。

❌ デメリット⑤:サイバーセキュリティリスク

通信の傍受・不正アクセスによる不法解錠リスクが指摘されることがあります。安価な海外製品では暗号化が不十分なものもあります。

✅ 対策:AES暗号化通信対応の国内外メーカー品を選ぶ。ファームウェアを常に最新に保つ。不審なアクセスはログで確認する。

⚠️ 「ドアの形状」によっては取り付けできない場合あり
後付け型スマートロックは、サムターン(室内側のつまみ)の形状・サイズに対応している必要があります。サムターンが特殊な形状(非丸型・極端に大きい/小さい)の場合や、鍵穴が2つ以上ある「ダブルロック」では対応アダプターが必要なケースや、そもそも取り付けられないケースもあります。購入前に必ずメーカーの対応確認ページで確認しましょう。

🏆おすすめスマートロック5選【2026年最新】

2026年現在の家庭向けスマートロックの主要製品を比較します。機能・価格・賃貸対応の観点から5製品を紹介します。

1

SwitchBot ロック Ultra

スイッチボット|2024年発売・フラッグシップモデル

本体価格:約19,980円〜

指紋認証対応暗証番号ICカードMatter対応ハンズフリー賃貸OK

SwitchBotラインナップの最上位モデル。指紋認証・暗証番号・ICカード(Suica対応)・スマホアプリ・ハンズフリーのすべてに対応するオールインワン製品です。Matter規格にも対応しており、Apple Home・Google Home・Amazon Alexaとシームレスに連携できます。内蔵Wi-Fiにより、別途ハブなしで遠隔操作が可能な点も大きな強みです。

通信:Bluetooth / Wi-Fi内蔵

電池:CR123A×4本(約6ヵ月)

スマートホーム:Matter / Alexa / Google / HomeKit

2

SwitchBot ロック Pro

スイッチボット|コスパ最強・賃貸向け定番

本体価格:約9,980円〜

暗証番号ICカードハンズフリー賃貸OKWi-FiはHub必要

SwitchBotのスタンダードモデル。1万円以下で導入でき、コストパフォーマンスが抜群です。暗証番号・ICカード・ハンズフリーに対応。SwitchBot Hubと組み合わせることで遠隔操作と自動化が可能になります。粘着テープ取り付けで工事不要、賃貸にも対応。スマートホーム初心者に最もおすすめしやすい製品です。

通信:Bluetooth(Wi-FiはHub経由)

電池:単3電池×4本(約6ヵ月)

スマートホーム:SwitchBot Hub経由でAlexa/Google/HomeKit対応

3

Qrio Lock(キュリオロック)

Qrio(ソニーグループ)|信頼性重視の国内ブランド

本体価格:約15,000円〜

ハンズフリーICカード(Hub必要)賃貸OK指紋・暗証番号非対応

ソニーグループのQrioが提供する国内メーカーのスマートロック。AES暗号化通信・JIS防犯性能試験適合の高いセキュリティが特徴です。スマホアプリの使いやすさに定評があり、シニア世帯にも扱いやすいと評判。Qrio HubとQrio Padを組み合わせることで遠隔操作・ICカード解錠が可能になります。

通信:Bluetooth(Wi-FiはHub経由)

電池:単4電池×4本(約8ヵ月)

スマートホーム:Alexa / Google Home / Siri

4

SADIOT LOCK(サディオロック)

MIWA(美和ロック)グループ|日本の鍵メーカー製

本体価格:約9,000円〜

ハンズフリーICカードMatter対応(一部)賃貸OK

日本最大手の鍵メーカー・美和ロックグループが提供するスマートロック。ドアへの対応力が高く、特殊なサムターン形状にも対応しやすい点が特徴です。本体価格が比較的安価で、ハンズフリー・ICカード解錠・遠隔操作(Hub必要)に対応。Matter対応モデルも展開し、スマートホームとの連携も進んでいます。

通信:Bluetooth(Wi-FiはHub経由)

電池:単3電池×2本(約6ヵ月)

スマートホーム:Alexa / Google Home対応

5

Sesame 5(セサミ5)

CANDY HOUSE|月額無料・コスパ最強クラス

本体価格:約4,378円〜

月額費用ゼロ指紋(Touch Pro)賃貸OKWi-FiはWiFiモジュール必要

4,000円台から購入できる圧倒的なコストパフォーマンスが最大の魅力。月額費用は一切不要で、アプリ機能もフルに使えます。WiFiモジュール(別売2,000円台)を追加すれば遠隔操作も可能。Sesame Touch Proを合わせれば指紋・ICカード解錠にも対応します。スマートホーム連携はSesame Serverを経由してAlexaやGoogleに対応します。

通信:Bluetooth(Wi-FiはWiFiモジュール別売)

電池:CR2×2本(約500日)

スマートホーム:Alexa / Google Home対応

📌 製品の詳細比較はこちらもご覧ください
SwitchBotロックUltraとProの詳細な比較はSwitchBotロック Ultra vs Proを徹底比較の記事をご覧ください。

🔍スマートロックの選び方5つのポイント

数多くの製品の中から自分に合ったスマートロックを選ぶために、以下の5つのポイントで絞り込みましょう。

  • 1 取付方法で選ぶ|賃貸なら後付け粘着テープ型一択賃貸住まいの場合は、穴あけ・加工不要の粘着テープ型後付けモデルを選ぶ。持ち家でリフォームを検討しているなら、錠前ごと交換する交換型も選択肢に入る。
  • 2 解錠方法の種類で選ぶ|家族構成に合わせる子どもや高齢者がいる家庭は「暗証番号」「ICカード」対応が必須。スマートホームとの連携を重視するならMatter対応製品を選ぶ。一人暮らしならスマホ+ハンズフリーで十分なケースも多い。
  • 3 月額費用の有無を確認する一部製品は遠隔操作・ログ保存などの機能を使うために月額サブスクリプションが必要。Sesame・SwitchBotは月額不要でフル機能が使える点でコスパが高い。
  • 4 スマートホーム連携を重視するならMatter対応すでにAlexaやGoogle Home、Apple Homeを使っているなら、Matter対応製品を選ぶと自動化の幅が大幅に広がる。「帰宅時に自動で照明ON」「外出時に一括施錠」などが実現できる。
  • 5 防水・防塵性能をチェックする玄関ドアへの設置は問題ないが、勝手口・庭の門扉など雨がかかりやすい場所への設置はIP等級(IP54以上推奨)を確認する。屋外設置専用モデルもある。

💰費用相場と導入の流れ

スマートロックの費用相場

タイプ本体価格ハブ等オプション月額費用総費用目安(初年度)
Sesame 5(エントリー)4,000〜5,000円WiFiモジュール2,500円〜無料約7,000円〜
SwitchBotロックPro(スタンダード)9,000〜10,000円Hub Mini 3,000円〜無料約13,000円〜
Qrio Lock(プレミアム)15,000〜18,000円Hub 5,000円・Pad 7,000円無料約25,000〜30,000円
SwitchBotロックUltra(ハイエンド)20,000円〜Wi-Fi内蔵・Hub不要無料約20,000円〜
交換型(業者工事)50,000円〜工事費20,000〜50,000円製品による約70,000円〜

スマートロック導入の流れ(後付け型)

1

ドアのサムターンサイズを確認する

室内側のサムターン(鍵のつまみ)の形状・幅・高さを計測します。多くのメーカー公式サイトに「対応サムターン確認ツール」があります。

2

製品を選んで購入する

解錠方法・価格・スマートホーム連携の要否を確認して製品を選びます。セット割引(ロック+Hub)での購入がお得なケースが多いです。

3

本体を取り付ける(約10〜15分)

説明書に従い、付属の両面テープでサムターンに貼り付けます。工具不要で15分程度で完了します。

⚠️ 取り付け後、物理鍵で正常に開閉できるか必ず確認してください。

4

アプリを設定してペアリングする

スマートフォンに専用アプリをインストールし、本体とBluetoothでペアリング。オートロック・ハンズフリーなどの設定を行います。

5

ハブを設定して遠隔操作を有効化

Wi-FiハブをWi-Fiルーターの近くに設置してアプリと接続。遠隔施錠・リアルタイム施錠確認が使えるようになります。

🏡家庭シーン別・スマートロック活用法

スマートロックは家族構成やライフスタイルによって、特に効果を発揮するシーンが異なります。自分の家庭に当てはまるシーンを確認してみましょう。

👨‍👩‍👧‍👦

子育て家庭

ランドセルに重い鍵を持たせずに済む(暗証番号・ICカード解錠)。子どもの帰宅を入退室ログで確認できる。学童の帰宅時刻に合わせた一時解錠権の設定も可能。

💼

共働き夫婦

「鍵を閉め忘れた?」という不安が解消。外出先からアプリで施錠確認・遠隔施錠が可能。宅配の受け取りを一時解錠で対応し、再配達ゼロに。

👴

高齢者のいる家庭

鍵の管理が難しくなった親にICカード解錠を設定。認知症でも簡単な操作で解錠できる環境に。子どもが遠隔で施錠確認・解錠サポートができる。

🏃

アクティブライフ(ランニング・スポーツ)

ランニング中・自転車通勤中に鍵を持ち歩かず、スマホのハンズフリー解錠で帰宅。鍵の紛失リスクがなくなる。ウエストポーチやポケットに鍵を入れる必要なし。

🏠

在宅ワーク・業者対応

工事業者・ハウスクリーニングなどに一時的なデジタルキーを発行して立ち会い不要で対応。使用後は即削除でセキュリティも安心。入退室ログで実際の作業時間も確認可能。

🏡

スマートホーム構築

「帰宅時に玄関ライトON・エアコン自動起動」「外出施錠と同時に全照明OFF」などのオートメーション設定。スマートロックをトリガーにしたスマートホーム全体の自動化が実現できる。

❓よくある質問(FAQ)

Qスマートロックに工事は必要ですか?

A後付け粘着テープ型の製品なら工事不要です。SwitchBotロックPro・Qrio Lock・SADIOT LOCKなどは、サムターン(室内側のつまみ)に両面テープで貼り付けるだけで取り付けが完了します。所要時間は10〜20分程度で、電気工事士などの資格も不要です。ただし、錠前ごと交換する「交換型」は専門業者による工事が必要です。

Q賃貸マンションでも設置できますか?

A後付け粘着テープ型であれば、ほとんどの賃貸マンションで設置可能です。退去時は剥がすだけで原状回復できます。ただし、念のため管理会社・大家に事前確認することをお勧めします。「壁に穴をあけない・鍵の構造を変えない」という条件で許可されることが多いです。

Q電池が切れたら家に入れなくなりますか?

Aほとんどのスマートロックは物理鍵でも開けられる設計になっています。スマートロックはサムターン(室内側のつまみ)に装着するものが多く、外側の鍵穴はそのまま残っています。そのため、電池切れ時でも物理鍵を使って通常通り解錠できます。念のため物理鍵を1本手元に残しておくことを強くお勧めします。

Q誰がいつ開けたか履歴はわかりますか?

Aはい、スマートロックのアプリには入退室ログが自動で記録されます。「誰が・いつ・どの方法で解錠/施錠したか」を確認できます。家族の帰宅確認や、業者・訪問者が実際に来た時間の確認に便利です。ログの保存期間は製品・プランによって異なります。

Qスマートロックはハッキングされる危険がありますか?

A主要メーカー(SwitchBot・Qrio・SADIOT等)の製品はAES-128/256ビット暗号化通信を採用しており、通信の傍受によるハッキングのリスクは非常に低く設計されています。リスクを最小化するために、ファームウェアを常に最新に保つ・アプリのパスワードを強固に設定する・不審な入退室ログを定期確認する、の3点を実践することをお勧めします。

QスマートロックはAlexaやGoogle Homeと連携できますか?

Aはい、主要製品はAmazon Alexa・Google Homeと連携に対応しています。音声コマンド(「アレクサ、玄関を開けて」等)での解錠も可能です。ただし、セキュリティ上の理由から音声解錠はPINコードの入力が必要な設定になっている製品もあります。Matter対応製品(SwitchBotロックUltra等)ならApple Home(HomeKit)にも対応し、より広い連携が可能です。

Qハンズフリー解錠は誤作動しませんか?

Aハンズフリー解錠は、スマホが玄関ドアの一定距離(1〜3m程度)に近づいたことをBluetooth信号で検知して自動解錠する仕組みです。マンションの廊下を歩いているだけで反応したり、帰宅していないのに解錠されたりするケースが報告されることがあります。精度は製品によって異なります。誤作動が気になる場合は、スマホアプリ操作のみに設定を切り替えることができます。

🔐 スマートロック導入でスマートホームの第一歩を

どの製品を選べばいいかお悩みの方は、スマートホームナビの製品比較記事もあわせてご覧ください。スマートホーム記事一覧を見る

📝 この記事のまとめ

  • スマートロックとは、通信・認証機能を持ちIT制御できる鍵システム。スマホ・暗証番号・ICカード・生体認証など複数の解錠方法に対応。
  • 従来の鍵と異なり、施錠状態のリアルタイム確認・遠隔施錠・デジタル合鍵発行・入退室ログ記録が可能。
  • 電子錠は通信機能なし、電気錠は管理者制御。スマートロックのみがアプリとクラウドでIT連携できる。
  • 設置タイプは「後付け粘着テープ型」と「交換型」の2種類。賃貸は粘着テープ型一択で工事不要。
  • デメリットは電池切れ・スマホ電池切れ・通信障害・初期コスト・セキュリティリスク。物理鍵バックアップと複数解錠方法の設定で対策できる。
  • 2026年おすすめ製品:SwitchBotロックUltra(最多機能)・ロックPro(コスパ)・Qrio Lock(セキュリティ重視)・SADIOT LOCK(対応幅)・Sesame 5(最安)。
  • Matter対応製品を選べばAlexa・Google Home・Apple Homeと連携し、スマートホーム全体の自動化のトリガーとして活用できる。
  • 費用の目安は後付け型で7,000〜30,000円(本体+Hub込み)。月額費用不要の製品も多く、初期投資のみで使い続けられる。

※ 本記事の製品情報・価格は2026年5月時点のものです。最新の価格・仕様は各メーカー公式サイトまたは販売店でご確認ください。製品の仕様・対応機能は予告なく変更される場合があります。

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