「まさか、こんなことで決まるなんて思いませんでした」
そう話してくれたのは、築24年・ワンルームマンションを所有するOさん。
数ヶ月空室だった部屋が、家賃を2,000円上げた状態で、内見から即決されたそうです。
「家賃を下げるしかないかな」と思っていた中での、まさかの出来事。
Oさんがやったことは、たったひとつの“ある設備”を入れただけでした。
🏠 空室が続いた理由は「築年数」だけじゃなかった

Oさんの物件は、設備も壊れていないし、駅からも徒歩10分圏内。
家賃も相場より少し低めに設定していました。
それでも、決まらない。
内見はそこそこあるのに、申込が入らない。
「築古だからかな…」と、家賃を下げる一歩手前だったそうです。
✅ 入れたのは“スマートロック”
Oさんが試しに導入したのは、「スマートロック」でした。
鍵をスマホで開け閉めできるようになる、あの設備です。
かかった費用は、約1.5万円。
設置は工具もいらず、自分で15分ほどで完了。
「正直、遊び半分だったんです。決まらないし、何か変えてみようかなって。」
💡 そして、1週間後。
内見に来た20代の女性が、
玄関でスマホをかざしてドアが開くのを見て、
こう言いました。
「これ、いいですね。これだけでも決める理由になります」
実際にその場で申込が入り、
しかも家賃は、2,000円上げた状態でそのまま通ったそうです。
📈 たった1.5万円の投資で、月2,000円の家賃UP。
1年住めば、24,000円の増収。
スマートロックの費用は、半年ほどで回収できてしまいました。
「正直、これまで“築年数のせい”にしてた自分を反省しました。
入居者は、“暮らしの体験”を見てるんですね。」
Oさんはそう語ってくれました。
🧩 選ばれる理由は、小さな“驚き”や“便利さ”にある
今の入居者は、物件選びに“ワクワク”や“納得感”を求めています。
築年数や外観が劣っていても、
玄関を開けた瞬間に「おっ」と思わせる何かがあれば、それが選ばれる理由になるんです。
スマートロックはその象徴的な例。
でも、実は他にも“たった数千円〜数万円でできる工夫”はたくさんあります。