玄関ドア自動開閉の後付け方法!対応メーカーと費用も紹介

玄関ドアの自動開閉を後付けできる装置が登場!荷物で手がふさがっているときや、小さな子どもを抱えているときに便利。センサー式やスマホ連動型など種類も豊富で、防犯性も向上。快適な玄関づくりを始めませんか?

「玄関ドアを自動で開閉できたら便利なのに…」そう思ったことはありませんか?荷物で手がふさがっているときや、小さな子どもを抱えているとき、ドアの開け閉めが面倒に感じることもありますよね。実は、後付けで玄関ドアを自動開閉にできる装置があり、手軽に導入できる方法も増えています。本記事では、設置方法や対応メーカー、費用、注意点まで詳しく解説。快適で便利な玄関にするためのポイントをチェックしてみましょう!

玄関ドアの自動開閉を後付けする方法

玄関ドアの自動開閉装置とは?

玄関ドアの自動開閉装置は、ドアの開閉を自動で行うためのシステムです。手を使わずにドアを開けたり閉めたりできるので、荷物を持っているときや、車椅子を利用している方にとってとても便利です。一般的には、モーターやセンサーが組み込まれた装置を取り付けることで、自動で動作するようになります。

自動開閉の方法はいくつかあり、センサー式、リモコン式、スマホ連動式などが代表的です。センサー式は、人が近づくとドアが自動で開くタイプ。リモコン式はボタンを押して操作し、スマホ連動式はアプリを使って開閉を管理できます。最近はスマートホーム化が進んでおり、音声操作や指紋認証に対応するものも登場しています。

後付けタイプの自動開閉装置も増えてきており、既存のドアに取り付けるだけで導入できる製品も多数あります。価格や設置方法は製品によって異なるので、自宅のドアに合うものを選ぶことが大切です。特に、ドアの素材や開閉方式によって対応できる製品が限られることがあるので、購入前に確認しておくと失敗しにくいですよ。

自動で閉まる仕組みと電動ドアクローザーの役割

玄関ドアが自動で閉まる仕組みの中心となるのが、電動ドアクローザーです。ドアクローザーとは、開けたドアがゆっくり閉まるように調整する装置のこと。よく見かけるのは、上部にアームが付いたタイプで、ドアを開けるとスプリングの力でゆっくり閉まるようになっています。

電動ドアクローザーは、モーターを内蔵し、自動で開閉を制御できるタイプです。手動ではなく、センサーやリモコン操作でドアを開閉するため、利便性が大きく向上します。また、開閉スピードを調整できるものも多く、風が強い日や、小さな子どもがいる家庭でも安心して使えます。

特に、オートロック機能と組み合わせることで、防犯性が格段に向上します。例えば、玄関を出た後、自動で施錠されるように設定すれば、鍵の閉め忘れを防ぐことが可能です。最近では、スマホアプリと連携して、外出先からドアの開閉を管理できる製品も増えています。

ドアクローザーを選ぶ際は、ドアの重量や開閉頻度に適したものを選ぶことが重要です。特にマンションやオフィスのように、1日に何度も開閉する環境では、耐久性のあるモデルを選ぶと長持ちします。

主要メーカーの後付け対応状況(LIXIL・YKKなど)

玄関ドアの自動開閉装置を後付けする場合、ドアメーカーごとの対応状況を確認することが大切です。特に国内で人気のLIXIL(リクシル)やYKK APのドアは、多くの家庭や建物で採用されており、それぞれに適した後付けオプションが用意されています。

LIXILの場合、オートロック機能付きの「エントリーシステム」や、スマホで操作できる「FamiLock(ファミロック)」といった製品があります。これらは後付け対応の製品もあり、既存のLIXIL製のドアに組み込めるため、利便性が高いです。

YKK APの場合は、電気錠付きの玄関ドアシリーズが豊富で、特に「スマートコントロールキー」対応モデルが人気です。こちらも後付け可能な製品があり、オートロック機能を後から追加できるケースもあります。ただし、ドアの型番によっては後付けが難しいものもあるので、事前に確認するのがベストです。

その他、汎用タイプの後付け自動開閉装置も多く販売されていますが、既存のドアとの相性が合わないと正しく動作しないこともあります。特にドアの開閉方式(開き戸・引き戸)や、材質(アルミ・木製・スチール)によっては、取り付けられない場合もあるので、購入前にしっかりチェックしておきましょう。

玄関ドアの自動開閉を後付けする際の選び方

スマホ操作できる自動開閉ドアの仕組み

スマホで操作できる自動開閉ドアは、BluetoothやWi-Fi、専用アプリを活用してリモートで開閉を制御するシステムです。家に近づくだけでドアが開いたり、遠隔操作で鍵を開けたりできるため、鍵を持ち歩かなくてもOK。特に荷物で手がふさがっているときや、子どもが鍵を忘れがちな家庭では便利です。

この仕組みの中心となるのが、スマートロックと呼ばれる装置。玄関ドアに取り付けることで、スマホと連携し、ボタン一つで鍵を開閉できるようになります。最近では、指紋認証や顔認証と組み合わせたハイテクなモデルも登場しており、セキュリティ面でも安心です。

また、家族や知人に「一時的な鍵」を発行できる機能を持つ製品も多いです。たとえば、留守中に宅配業者やハウスクリーニングの人が来る場合、一時的なアクセス権を付与すれば、鍵を渡さずに済みます。さらに、スマホアプリを通じて、誰がいつドアを開けたのか履歴を確認できるため、防犯対策としても優秀です。

ただし、スマホ操作の自動開閉ドアを導入する際は、Wi-Fi環境の安定性や、アプリの互換性をチェックすることが大切。機種によっては特定のスマホにしか対応していないものもあるので、購入前にしっかり調べておくと安心です。

オートロック機能付き自動ドアの特徴と費用相場

オートロック機能付き自動ドアは、ドアを閉めると自動で施錠するシステムを備えた玄関ドアです。鍵の閉め忘れを防げるので、防犯性が格段にアップします。特に、外出時に鍵をかけたか不安になることが多い人や、小さな子どもがいる家庭にはぴったりです。

このタイプのドアは、物理キーを使わず、スマホやカードキー、暗証番号、指紋認証などで解錠できるものが主流。中には、近づくだけで開く「ハンズフリー解錠」や、声で操作できる「音声認識機能」付きのモデルも登場しており、ますます便利になっています。

気になる費用相場ですが、後付けのオートロック機能付きスマートロックなら、2万円〜5万円程度が一般的。LIXILやYKKなどの大手メーカーのシステムを導入する場合、本体価格と工事費を含めて10万円〜30万円程度かかることもあります。特に、新築やリフォーム時に一緒に設置する場合は、ドアの種類によって費用が変動するため、事前に見積もりを取るのがおすすめです。

オートロック機能付きのドアは便利ですが、停電時に解錠できるのか、スマホを紛失したときの対応はどうするのかといった点も考慮が必要。非常用の開錠方法があるか確認し、万が一の事態に備えておくことが大切です。

引き戸タイプの玄関ドアにも自動開閉は可能?

玄関ドアの自動開閉を引き戸に設置する方法

引き戸タイプの玄関ドアにも自動開閉装置を後付けできます。ただし、開き戸用の装置とは仕組みが異なり、引き戸専用のシステムを選ぶ必要があるので注意が必要です。一般的に、引き戸の自動開閉には「電動レール」や「モーター駆動システム」を利用します。

設置方法としては、まず既存の引き戸のレールに対応した電動ユニットを取り付けるのが基本。レールの上部または下部にモーターを固定し、センサーやリモコンで制御できるようにします。引き戸は開閉スペースを取らないため、自動化することでバリアフリーの利便性がさらに向上します。特に、高齢者や車椅子を利用する方にとって、ドアをスムーズに開閉できるのは大きなメリットです。

後付けの引き戸用自動開閉装置は、リモコン操作だけでなく、センサーやスマホアプリで開閉できるモデルも増えているので、用途に合わせて選ぶのがポイント。また、オートロック機能付きのものを導入すれば、玄関の防犯性も強化できます。ただし、引き戸の重量や材質によっては対応できない場合があるため、事前に対応機種をチェックすることが重要です。設置が難しい場合は、専門業者に相談して適切な製品を選ぶと安心ですよ。

かいへい君の価格と特徴

「かいへい君」は、後付けできる引き戸専用の自動開閉装置です。引き戸をスムーズに開閉できるようにするための電動モーターが搭載されており、手を使わずに開け閉めできるのが最大の特徴。荷物を持っているときや、車椅子を利用する場合でも、ボタン一つでドアを開閉できます。

価格は本体のみで約10万円〜15万円が相場ですが、取り付け工事を依頼すると合計で20万円前後になることもあります。設置の手間を考えると、DIYで取り付けるのは難しく、専門業者に依頼するのが一般的です。

かいへい君には、センサー式・リモコン式・スイッチ式など、さまざまな操作方法があるため、利用シーンに合わせて選ぶことができます。特に、センサー式ならドアの前に立つだけで自動で開くので、バリアフリー住宅に最適。また、オートロック機能を搭載したモデルもあり、セキュリティ面でも安心です。

ただし、かいへい君を設置するにはドアの重量やレールの状態が適しているか確認が必要です。特に、古い建物の引き戸ではスムーズに動作しないこともあるので、事前に業者と相談しておくと失敗を防げます。玄関の利便性をアップさせたい方は、かいへい君の導入を検討してみるのもいいですね。

玄関ドアの自動開閉を後付けする際の注意点

自作する場合のポイントとリスク

玄関ドアの自動開閉を自作することも可能ですが、しっかりとした計画と知識が必要です。基本的には、市販の電動ドアクローザーやスマートロックを組み合わせてDIYで取り付ける方法が一般的。たとえば、モーター駆動の装置を取り付けてリモコンやスマホで操作できるようにすれば、自動開閉の仕組みが作れます。

自作する場合のポイントは、ドアの種類と重量に適したモーターを選ぶこと。パワーが足りないと、うまく開閉できなかったり、途中で止まったりすることがあります。また、開閉スピードの調整機能がある装置を選ぶと、スムーズな動作が可能になります。センサーを追加すれば、人が近づいたときに自動で開くようにもできるので、用途に応じたカスタマイズが重要です。

ただし、自作にはリスクもあることを理解しておきましょう。まず、取り付けがうまくいかないと、ドアの動きが悪くなり、最悪の場合はドアが閉まらなくなることも。また、電源を使用する場合、配線の知識がないと誤配線による火災やショートの危険性があります。さらに、メーカーの保証が受けられなくなる可能性もあるため、慎重に判断することが大切です。「DIYに自信がない」「安全性が心配」という場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。

後付け設置時の安全性とメンテナンスの注意点

後付けで玄関ドアの自動開閉装置を設置する際、安全性とメンテナンスのポイントを押さえておくことが大切です。まず、ドアの耐荷重や構造に適した装置を選ぶことが第一。特に重量のあるドアに小型モーターを取り付けても、十分なパワーが得られず、途中で止まることがあります。事前にドアの仕様を確認し、適合する機種を選ぶことが重要です。

設置後の安全性を確保するためには、開閉時の挟み込み事故を防ぐ対策も必要です。センサー付きのモデルを選ぶと、ドアの前に障害物があると自動でストップする機能があるため、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心。また、開閉スピードの調整機能があれば、急にドアが閉まることを防ぎ、安全に使えます。

メンテナンスの面では、定期的な動作確認と清掃が欠かせません。ドアのレールやヒンジ部分にゴミやホコリが溜まると、動作がスムーズにいかなくなることがあります。特に、屋外に面しているドアは砂や雨水の影響を受けやすいので、こまめな清掃を心がけましょう。また、電動タイプの開閉装置は、モーターやバッテリーの寿命があるため、数年ごとに交換が必要になることも。長く快適に使うためには、メーカーのメンテナンスガイドを参考にしながら、適切な管理を行うことが大切です。

まとめ

玄関ドアの自動開閉を後付けすることで、利便性や防犯性が向上し、日々の暮らしがより快適になります。センサー式やスマホ連動式など、さまざまなタイプがあり、ライフスタイルに合わせた選択が可能です。特に、オートロック機能を搭載すれば、鍵の閉め忘れを防ぎ、セキュリティ面でも安心です。しかし、後付けする際は、ドアの種類や重量に適した製品を選ぶことが重要。適合しない製品を取り付けると、正常に動作しない可能性があります。また、メンテナンスを怠ると、開閉の不具合やセンサーの誤作動を引き起こすこともあるため、定期的な点検が欠かせません。自作で取り付ける方法もありますが、安全性を考えると専門業者に依頼するのが確実です。自動開閉ドアは、ただ便利なだけでなく、暮らしの質を高める大きな要素。日々の使い勝手や防犯を考え、最適な方法で導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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